第2章:顧客タイプ見極め術とは?
(1)人は性格をパターン化するのが大好き
2022年現在、世界の人口は79億5,400万人だそうです。
日本は1億2,550万人、これだけたくさんの人口がいると、日本だけでも、
1億2,550万通りの千差万別の性格があります。
不思議なもので千差万別の性格をパターン化して会話していることが
日常で行われていますよね。
代表的なのが血液型。このパターンでの話はみんな好きですよね?
血液型で性格を語る科学的なデータはないようですが、
「血液型、何型?・・・やっぱり~!!」
「私はO型の人と気が合うのよ!」とか・・・。
『なるほどね!やっぱりそうだ!』とか妙に納得したりします。
根拠のないデータと言われますが、なんとなく合っているような気もします。
A型…几帳面、真面目、綺麗好き
B型…マイペース、好奇心旺盛
O型…人懐っこい、大らか、大雑把
AB型…天才、分析が得意、裏表がある
私はよく血液型A型!と言われます。
まさしくA型です。やっぱり合っているような気もします。(^^;
日々営業をしていると、お客様が・・・こんな人だったから契約をお預かりした。.
こんな人だったからできなかった。
と話題に上ります。
私がリーダーの時、
結果がおもわしくなかった時にメンバーからよく聞いていたフレーズをご紹介します。
うまくいかなかった理由を聞いていると、お客さまとコミュニュケーション不足が原因。と言っても色んなタイプのお客さまがいて、お客さまに合わせるのは大変です。でも、大雑把でもお客さまの性格タイプ別を知り、タイプ別のコミュニュケーションをおこなうことで、良い結果につながりやすいと言われています。
まずは、お客様の4つのタイプをお話しします。
(2)お客さまの4つの性格(タイプ)
お客さまの性格は千差万別ですが、お客さまの性格(タイプ)は大きく4パターンで表すことができる有名な理論があります。
お客さまを4つのパターンに分けて(見極めて)対応していくことで、コミュニュケーションがうまくいくという理論、徹底的に人に焦点をあてた理論です。
コミュニュケーション手法として多くの会社でも取り入れられていて、
ソーシャルスタイル理論と呼ばれています。
「おいおい、ソーシャルスタイル理論かよ」
「そんなことは、知っているよ」とあなたの声が聞こえてきそうですが、
横文字が苦手な私はこの理論を勝手に顧客タイプ見極め術と呼んでいます(笑)。
いづれにしても、知っているだけではなく、理解して行動することが重要です。私はソーシャルスタイル理論を営業にあてはめて考え、行動したことにより契約数が2倍になりました。もちろん、メンバーも。
私は当時、飛び込み営業を行っていたので、名付けて
飛び込み営業ソーシャルスタイル理論
そのままですが(笑)
さらに私は
飛び込み営業顧客タイプ見極め術
と勝手に呼んでいます。
顧客タイプ見極め術よりソーシャルスタイル理論の方が当然、一般的ですので、以下、ソーシャルスタイル理論(顧客タイプ見極め術)としてお話します。
当時、私は飛び込み営業を行っていたので、
頻繁に飛び込み営業のワードが出てきますが、飛び込み営業だけでなく、
様々な営業スタイル、日常のコミュニュケーションに使える理論です。
第3章:飛び込み営業の成約数を上げるソーシャルスタイル理論とは?